各国首脳があつまったけれど、いい成果はでなかった

2009-12-21

最終日にかけて、各国から大物が続々とあつまった。
潘基文・国連事務総長、アル・ゴア元米副大統領、ジョン・ケリー米上院議員、そして、オバマ大統領、温家宝・中国首相、鳩山首相などなど。

温暖化の会議では、これまで閣僚級会議に集まってくるのは、だいたい環境大臣だったが、
今回の会議は、首相が100人以上あつまるという、特別な会議になった。

でも、おいらたちは、そんなエライ人たちが近くにやってきても、セキュリティーの外で全く見ることはできない。
テレビ画面でその様子をみるだけだった。

そして、25カ国ぐらいの首脳が1日かけて相談した「コペンハーゲン合意」ってやつが示されたんだ。
でも、その内容は、がっかりするものだった。
おいらが日本で一生懸命求めてきた、先進国の削減目標がきまらなかったし、ほとんどが先延ばしになった。
そして、それをいつまでに仕上げるのかも明確にしていない。
これでは、2℃に気温上昇を抑えることはできない。

そしてその「コペンハーゲン合意」は、一部の大国だけで決めたので受け入れられないという一部の途上国の反対もあって、承認するだけにとどまった。

コペンハーゲン会議は、今こそ行動を示すべきリーダーたちが決断をする会議だと、世界の市民が期待していただけに、実質的に1年先延ばししたことに、おいらは絶望している。
北極の温暖化は待ったなしなんだ。こうしている今でも氷が溶け、仲間たちは苦しんでいる。

会議にかかわった人たちには知ってほしい。
1年遅らせることがどれだけ深刻で、どれだけこれからの選択肢を失うかってこと。

もういちど科学を直視して、この問題の原点にたたなくっちゃ。
そして、この1年に、もう一度気を取り直してやりなおしてほしい。
そうしないと、おいらたちの子孫や、人間の子供たちが、おいらたちの世代を恨むことになるだろう。

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