10日目 12月17日木曜日
10日目 12月17日
第1位:オーストラリア
オーストラリアは『本日の化石』賞の1位を獲得した-気温2℃とCO2の大気中濃度450ppmの目標に合意するよう、太平洋の島国、特にツバルに圧力を掛けたことによって。
いいですか、世界で最も脆弱な国々の一つが、ツバルが先週見せたような大胆な行動に出るのを見るとき、私たちの胸は熱くなり、力づけられるものだ。
だからこそ、オーストラリア、このツバルの隣りの豊かで大きな国が、いじめっ子のように振る舞い、世界を1.5℃の昇温と350ppmに留めるための、法的拘束力のある堅い合意をあきらめるようツバルに求めたことを、私たちはこんなに落胆し憤るのだろう。
でもみんな心配しないで、ツバルはこの荒々しい攻撃を前にして立場を堅持している。そしてこのわずか26平方キロと6千人の住民の小さな国が、大きなオーストラリアからの経済的な脅迫に対抗するとは、大した勝利じゃないか。
オーストラリアへのメッセージはこうだ、いじめっ子ではなくリーダーとして行動すべき時だ。
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第2位:日本、カナダ、オーストラリア
日本、カナダ、オーストラリアは、長期の気候資金で米国についてゆくことすらできなかったことで、『本日の化石』賞を受賞した。彼らはまるで、気候変動の悪影響に翻弄されているお金のない貧しい途上国であるかのように振舞っている。
カナダとオーストラリアは共に、米国の低い目標の後ろに隠れようとしており、最善の努力を払って、COP15が前向きに進まないようにしている。
この季節、サンタクロースの袋は、責任という贈り物であふれんばかりになってることだろうが、日本はこれまで昨年の捨てた贈り物をまた包装を変えてきただけだ。日本の短期資金の発表はしばらく前にしたものであり、追加性についてはほとんど明らかになっていない。
米国が前向きに動き出すなら、カナダやオーストラリア、日本はもう隠れられない。
幸いなことにまだ時間はある。これらの国々がましな方針を持って現れることを楽しみに待ちたい。
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同率2位:欧州連合(EU)
EUの首脳陣たちは、今日の発言の順番時に、古い交渉ポジションを捨てコペンハーゲンで真の合意を得るのに必要な信頼を勝ち取るための最良の機会があった。
しかしこの機会を見過ごすことで、彼らは失敗の責任をなすり合い、折角勝ち得た気候リーダーとしての欧州の評判を投げ捨てるというリスクを負ったのだ。
欧州はコペンハーゲンで、世界の気温上昇を2℃以下に抑制する道筋に関して「真の」合意を勝ち取ることを望んでいる、と言う。しかし、交渉テーブルに提示したものは、2年前提案の20%削減目標と長い抜け穴のリストだけだ。
資金については、欧州は短期立ち上げ資金を提示したが、重要な2012年以降の資金問題ではなにも新規のものは示していない。
今や、米国ですら資金についての方針を転換した、EUはこれまでのODA(政府開発援助)に加えて、純粋に新しく追加的な公的資金をより野心的に提供する提案で合意すべき時である。
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注:
気候行動ネットワーク(CAN)は、生態系が持続できるレベルに気候の変動を抑えられるようにするために働く450以上の世界のNGOsのネットワークです。毎回、3か国の『本日の化石』賞に値する国々、つまり国連の気候変動会議での前日の交渉の中で最も態度の悪い国々を"表彰"しています。
この賞は、ドイツNGOフォーラムが1999年にボンでの気候交渉で初めて発表しました。
原文は『本日の化石』賞Webサイト、プレスリリースより。
http://www.fossiloftheday.com/?page_id=52

