7日目 12月14日月曜日

2009/12/15
1位: 
アメリカ合衆国
2位: 
欧州連合(EU)
3位: 
カナダとサウジアラビア

7日目 12月14日月曜日

第1位:アメリカ合衆国

 米国は2つの理由で化石賞の1位を獲得した。

 1つ目は、途上国向けの長期的な資金について全く何も公約しないことに対して。これは交渉を止めてしまいかねない失態だ。
 2つ目は、累積すれば世界の歴史中で最も多い温室効果汚染の排出国である米国が、2020年までに1990年比マイナス4%という、主な先進国の中でも最低な、笑うべき排出削減目標を掲げていることに対して、しかも富める国は40%以上を削減すべきという大合唱を前にしてだ。

 米国の交渉者は米国の化石燃料ロビーを代表しているのか?それとも、人類が直面する最大の挑戦に応えるために、富める国も貧しい国も同様に集う国々の共同体に参加するために来ているのか?

 みんなの目は米国に注がれている。ここは希望の国(Hopenhagen)か、それとも絶望の国(Brokenhagen)?
                   ◆ ◆ ◆

第2位:欧州連合

 EUは、自分の数値目標を切り崩す抜け穴-ホットエア(実績以上の過剰割当)と森林管理(吸収源)の-を埋める努力に失敗したため、化石賞2位の不名誉を受けた。

 欧州のホットエアを2012年以降まで持ち越すことを許せば、つまり実際には膨大な排出増を許すことになる90年レベルを基準にしておけば110億トンものCO2排出に繋がってしまう。

 このホットエアの抜け穴を塞がなければ-それはすべてのEU加盟国の責任だが-、欧州の「気候のリーダー」という旗への信頼は地に落ちる。
                   ◆ ◆ ◆

第3位:カナダとサウジアラビア

 サウジアラビアとカナダが3位を分け合った-今日、ジャーマンウォッチと欧州気候行動ネットワークが発表した「気候変動パフォーマンス指標(CCPI)」*1で最下位を争っていることに対して。この指標では世界の温室効果ガス排出量の90%を占める57カ国の先進国・途上国を評価している。

 サウジアラビアの記録は言わずもがな。カナダがサウジに次いだのは、サウジの気候政策が0点!であったからに過ぎない。カナダは世界10位以内の大排出国であり、人口一人当たり排出量も世界最高レベルの23トンであり、京都の目標(穏健な90年比マイナス6%)を34%オーバーしている。

 簡単に言えば、カナダは気候パフォーマンスに問題あり。
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1)CCPI
http://www.germanwatch.org/klima/ccpi.htm

注:

 気候行動ネットワーク(CAN)は、生態系が持続できるレベルに気候の変動を抑えられるようにするために働く450以上の世界のNGOsのネットワークです。毎回、3か国の『本日の化石』賞に値する国々、つまり国連の気候変動会議での前日の交渉の中で最も態度の悪い国々を"表彰"しています。
 この賞は、ドイツNGOフォーラムが1999年にボンでの気候交渉で初めて発表しました。

原文は『本日の化石』賞Webサイト、プレスリリースより。 
http://www.fossiloftheday.com/?page_id=52

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