5日目 12月11日金曜日

2009/12/12
1位: 
カナダ
2位: 
カナダ
3位: 
欧州連合(EU)

5日目 12月11日金曜日

第1位:カナダ

 これ以上明らかになりようがない。カナダのジム・プレンティス環境大臣は昨日「京都議定書を新しい協定に置き換えることはカナダの利益である」と語った。それは彼が京都議定書の遵守委員会と対決することを怖がっているからなのかについては、彼は説明しなかった。

 カナダの環境大臣はまた、敵対者CANとは重大な問題を抱えているようだ。昨日、彼は独自の賞「本日のホットエア」賞を発明し、カナダの環境グループに与えようとしたのだ。この政府からホットエア(だぼら)界の認定マスターと認められるのはまことに誉れなこと。

 まあ、(賞の)真似をしてくれるのは最上の褒め言葉とはいえ、すでに結び、破った気候の約束(京都議定書)に縛られないようにともがくのではなく、貴方が公平で野心的で拘束力のある協定に実際に署名してくれたなら、もっと気を良くするのだけれど。
                   ◆ ◆ ◆

第2位:カナダ

 カナダの主席交渉者は、今朝のブリーフィングの席で、カナダの1990年比マイナス3%の目標は、実際に、科学に基づいていると語った。
質問への答えとして「ええ、カナダの目標は科学に基づいていますよ。間違いなく、そうです。」と。

最近チェックした限りでは、IPCCの科学者共同体は、1990年比25-40%の排出削減を求めている。化石賞最高評議会では、彼は気候の科学でなく数学しか調べていないものと結論づけざるをえなかった(3%というのはまさに数字だ-とても小さいとはいえ)。
 数字について言えば、カナダは京都議定書ですでに1990年比マイナス6%を約束している。ゲッ!

 さらに、この主席交渉者は、カナダのいわゆる「科学に基づいた目標」で(北極海の)北西航路の海氷が夏に溶けるのを防止できると信じているのかと聞かれると、彼は科学者ではないため海氷を予測することはできない、とかなり正確に答えた。

 カナダさん、貴方にも理解できる科学的事実ですよ。あなたは化石賞の第2位を獲得しました。
                   ◆ ◆ ◆

第3位:欧州連合(EU)

 欧州のリーダーたちには今日、彼らの足跡を交渉に残す機会があった-もし、長期的な資金を提示し、短期資金は(従来の援助に)追加的なものであると保証し、ホットエア(東欧諸国への過去実績以上の割当)や森林吸収源などのEU提案の抜け穴を塞いだ上で、もっと野心的な2020年目標に合意すれば。
 リーダーシップをとる5つの機会があった…にも関わらず、彼らはゼロ回答だった。

 私たちは、EUが法的拘束力のある成果物をできる限り早期に作るよう求めていることを喜んでおり、欧州のいくつかの国が持つに値する協定を勝ち取るべく戦っていることを知っている。しかしコペンハーゲンで本物の協定を結ぶためには、欧州のリーダーは共にリーダーシップを発揮し、コペンハーゲン交渉の最終局面よりも前に、防御的なアプローチを止め、大胆な前進をする必要がある。

 とくにドイツは、他の国々は前進を踏みとどまっているEUには動かされないことを理解しなければならない。勇気のある行動だけが反応を引き起こす。臆病さは化石賞を引きつける。
                   ◆ ◆ ◆

注:

『本日の化石』賞は、気候行動ネットワーク(CAN)(450以上の世界のNGOsのネットワーク)による投票で選ばれ、毎日の午後6時にアバーズ.orgのベン・ウィクラーが司会する表彰式で紹介されています。
詳しい情報と過去の受賞者については、www.fossiloftheday.comでご覧ください。

原文は『本日の化石』賞Webサイト、プレスリリースより。 
http://www.fossiloftheday.com/?page_id=52

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