2日目 12月8日火曜日

2009/12/09
1位: 
ウクライナ
2位: 
アンブレラグループ(日米カナダ豪州など)
3位: 
ウクライナ

12月8日火曜日

第1位:ウクライナ

 ウクライナが第1位を獲得した-(90年比マイナス20%という)最悪のCO2排出削減目標を掲げていることで。

 この数字は現状に比べて75%の排出増加を意味している。この種の”削減”は、ホットエア(ウソ、過去実績以上の過剰割当)である。日本が排出権を購入したのは、このホットエア部分からだ。

 気候を過熱するホットエア、ウクライナと他の東欧諸国は、ホットエアに対する態度を改めるまでは化石賞にノミネートされ続けるだろう。
                   ◆ ◆ ◆

第2位:アンブレラグループ(日米カナダ豪州ロシアなど、EU以外の先進国グループ)

 アンブレラグループへの化石賞は、今朝のSBSTA(科学・技術…下部機関)全体会合でのグループ発言、つまりCCS(地下へのCO2回収・貯留)対策をクリーン開発メカニズム(CDM、途上国での事業のクレジットを先進国が得られるようにする仕組み)として採用すべきとの発言に対して贈られた。

 アンブレラーたちは、これまで国内の石炭・石油産業に補助金を出してきたのに、途上国の同じ汚染産業にも補助金を与える必要があるのか? CDMはクリーンなエネルギー対策へと動き始めた途上国でのプロジェクトのための資金とすべきものだ。

 『化石』賞を捕まえて抱え込めてよかったね、アンブレラグループ!。
                   ◆ ◆ ◆

第3位:ウクライナ

 ウクライナは、第3位の、そして本日!2つ目の化石賞を獲得した-排出クレジットを販売して得た資金をどう使うのかを説明することを拒否したため。

 ウクライナは日本に3億ユーロ(390億円)もの排出許可枠を販売した。条約上は、そのお金がどこに行くかを説明する義務がある。しかしウクライナのNGOsがそれを尋ねたとき、政府は返答を拒否した。

 情報公開を求める裁判も始まっているが、この『化石』賞の恥のチカラで、ウクライナ政府の態度も和らぐのではないか。
                   ◆ ◆ ◆

注:

 気候行動ネットワーク(CAN)は、生態系が持続できるレベルに気候の変動を抑えられるようにするために働く450以上の世界のNGOsのネットワークです。毎回、3か国の『本日の化石』賞に値する国々、つまり国連の気候変動会議での前日の交渉の中で最も態度の悪い国々を"表彰"しています。
 この賞は、ドイツNGOフォーラムが1999年にボンでの気候交渉で初めて発表しました。

原文は『本日の化石』賞Webサイト、プレスリリースより。 
http://www.fossiloftheday.com/?page_id=52
授賞式の様子はYouTubeで
http://www.youtube.com/watch?v=pn-b5fa97yM

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