12月7日(開会日)の『本日の化石』賞
12月7日月曜日
第1位:先進国
先進国(気候用語では附属書Ⅰ締約国)が第1位を獲得した-著しく野心的ではない排出量削減目標を携えてコペンハーゲンにやって来たことに対して。
途上国を支援するための基金についての討議は非常に重要であり、もっと沢山必要なのは確かだが、まずは先進国が温室効果ガスを大気中に汲み出すことを止めなければ、世界中のお金を費やしても気候変動は食い止められない。
これは決定的な点だ。化石燃料が減り始めるまでは、この『化石』賞も積み重ねられ続けるだろう。
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第2位:スウェーデン、フィンランド、オーストリア
この3ケ国は森林管理(林業)からの排出を全部は勘定しないように会計操作する怪しげなEU提案を支持したことで、化石賞に上がった。
樹木は炭素を含んでおり、木を切ればCO2が放出される。EU提案は、1990年の基準年と比べた変化量ではなく、参考ケースと比べた伐採の影響だけを評価するものである。
スウェーデン、フィンランド、オーストリアの3ケ国はこの算定法で最も利益を得る国々であるが、伐採は増加させながら、排出の増加は勘定しないよう求めている。
もしこの提案が採用されれば、彼らの予測する大伐採をほんの少しでも減少させれば排出削減クレジットを得られることになってしまう。この提案は、EUの削減目標に木材トラックが通れるほどの大きな抜け穴を開けることになる。
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第3位:カナダ
カナダは、(3位から上昇する発表順なので)今回の化石賞の最初の受賞者となった-ジム・プレンティス環境大臣が、カナダは「コペンハーゲンでの”誇張(hype)”に揺るがない」と主張したことに対して。
揺らぎが最も必要な国があるとすれば、それはカナダだ。2006年に90年比3%の排出削減目標を公表して以来、ハーパー政権は排出削減のためのどんな規制も(最悪のタールサンド鉱山にも)導入することをずっと拒否し続けてきた。
プレンティス大臣は目標は変わらないと言う。カナダはおそらく先進国中で最悪の記録を持つばかりでなく、その現状に固執している。世界中が交渉のためにコペンハーゲンに集まったのに、カナダは交渉する気がないとしているのだ。
追い撃ちをかければ、もっとも豊かでもっとも一人当たり排出量の多いカナダ・アルバータ州は、南アフリカのよりも野心が足りない目標値なのだ。
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注:
気候行動ネットワーク(CAN)は、生態系が持続できるレベルに気候の変動を抑えられるようにするために働く450以上の世界のNGOsのネットワークです。毎回、3か国の『本日の化石』賞に値する国々、つまり国連の気候変動会議での前日の交渉の中で最も態度の悪い国々を"表彰"しています。
この賞は、ドイツNGOフォーラムが1999年にボンでの気候交渉で初めて発表しました。
原文は『本日の化石』賞Webサイト、プレスリリースより。
http://www.fossiloftheday.com/?page_id=52
当日の授賞の模様YouTube
http://www.youtube.com/watch?v=WYQQfZHDTNg

